マキシマムザホルモン好きには是非Creepy Nuts聴いてほしい
まずは両方聴いてみてくださいなっつ。
似てねえんだな、これが。
それもそのはず、そもそも曲のジャンルがちがうのだから。
ジャンル
ハードコア・パンク[1][2]
ミクスチャー・ロック[1][2]
ニュー・メタル[2]
メタルコア[2]
ポップ・パンク[2]
ファンク[2]
ポップ[2]
対してCreepyNutsは
ジャンル
ヒップホップ
だそうです。(Wikipediaより)
曲調も歌詞も似てねえし、CreepyNutsに至ってはこの…心のどこかを抉られるMV…。やめて……ヤメテクレメンス…。
もっと言えば、CreepyNuts好きの人にホルモンすすめるかと言われたら微妙なのですが、ホルモン好きな人にCreepyNutsはすすめたいです。この原理は謎ですが。
ではなぜ私がホルモン好きには是非CreepyNutsを聴いてほしいと思うのか。
それは、歌の根幹部分が似ていると考えるからです。
マキシマムザホルモンのマキシマムザ亮君、CreepyNutsのMCであるR-指定、彼らはどちらも いわゆる"イケてない"青春時代を過ごしたということです。
なのでどこか捻くれてて、イケてるやつらを妬むような、そいつらを見返してやるという思い、またスクールカースト下位にいる自分への苛つきや鬱憤を、歌詞(この場合はリリックって言うのかな?)にのせて表現してるんですよね。
さらにふたりとも、ああ見えてめっちゃ暗いです。
マキシマムザ亮君作詞『鬱くしき人々のうた』
お医者行ってもまだ効かねえ
会社行っても働けん
もうさっぱり頭働かぬ 堪忍
泣いちゃったらまた夜明け
大雑把に言えばもう「感情無き模型」
R-指定作詞『月に遠吠え』
はじかれた野良犬の吹き溜まり
右を見ても左を見ても
どこも行き止まり
足早に月日は移り変わりeveryday
ただ眺めてる月明りevery night
くらっ!!
それと歌詞の特徴として、逆空耳というか、日本語なのに英語に聞こえるというのが共通してますね。
韻を踏むとも言う。
まあなんにせよ過去のフラストレーションが、現在パリピからインキャまで巻き込んで盛り上げているということなのだと思います。
というわけで、マキシマムザホルモン好きな人には是非CreepyNuts聴いてみてほしいなっていうお話でした。