[COSMICworld]

基本的に音楽のことを駄文でつらつら綴るだけです。たまに思ったこととかポロポロと。

エルレ抽選の思いと5/17MONOEYESのMCのお話とそれに付随するダイブに対する考え(カミコベについても触りたい)

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(いらすとやマジでなんでもある)

 

タイトル長いし本文も長いですが、結構言いたいことなのでカテゴリはうんこではありません。

 

いや〜というわけで、17日(本当は14日に間違えて)投稿したブログに、エルレライブへの熱い思いを書いたわけなんですけども。

その投稿した日がちょうどモノアイズとアジカンのツーマンライブの日でして。

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アジカンも最高に良かったんですが、ちょっと今回は置いておいて、細美武士さんのMCのお話と、それと合わせて考えるダイブに対する考え。

 

MCについてはさすがに全ては覚えてないので「こんな感じ」程度にはなるんですけども、MCを聞いて「分かる、私の考えと一緒」ってなったクサイ記事ですどうぞ。(現在AM1:30)(深夜テンション)

 

「モノアイズに関係ないわけではないから言うけど、5/10にビッグニュースを発表しました。(うおー)モノアイズもハイエイタスも、全員笑顔にするから!ファンたちも!」って軽く、でも確実に心強く宣言してくれて、「この人本当にすごいなあ。絶対そうさせるもんな」と思ったものですが、そこもいいんですけど、私がもっとグッと来たのはその後で。

 

いやでも細美さんの口から聞けて良かったな…。やっぱりそこも良かった。

 

私が好きなのは「みんないつ死ぬか分からない」「俺たちじゃなくて、君たちかもしれない。帰り道に車に跳ねられて死ぬかもしれないじゃん。いつかみんな死んで、生きてた証さえなくなる。お前たちが何百枚インスタに写真載せようが、100年後にはそれはないじゃん。」「だから今この瞬間を大事にしようぜ」って部分で。

 

「俺は出待ちされても、サインも握手も…いや握手は…いやしない、何もしないから。だって俺にはペンでぐにゃぐにゃ書いた線に価値があるとはどうも思えない。俺が価値があると思うのは、今のこの瞬間。」

 

もうね…。ほんとにそうだよ。

 

以前私はツイッターでこう呟いたことがありまして。

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これは、みんなライブに行こうよって言いたいだけのやつなんですけど、実は常に考えてるんですよね。

毎日寝る前に「でもいつか死ぬんだよな」と考えながら寝てるので(笑)なんだかすごく分かるというか。

 

ここまで近いと、もう細美の女を名乗ってもいいのでは?(黙れブス)(ネオカワイイと言え)

 

細美の女はともかく、やっぱり好きならライブに行こうよと思うわけで。

 

で、ここは色々書いたあと追記したんで、話の流れが若干おかしくなるんですが、ダイバーのお話。

ライブで盛り上がる場面になると人の上をゴロゴロ転がるダイバーなるものが現れますが、その人たちって、今、メンバーと時間を共有してる瞬間を純粋に実感できてるのかなって疑問に思ったり。

というのも、大型フェスに向かう電車の中で若い子たちが「俺絶対オーラルでダイブしよ、〇〇もリフトしてやるよww」っていう会話をしてまして、若いなあ〜と思うと同時に「でもそれってライブを見るためにダイブしてるんじゃなくて、ダイブするためにライブみてない?逆じゃない?」とふと感じて。

「あのライブめちゃめちゃ楽しかった!!」じゃなくて、「あの時のダイブめちゃめちゃ楽しかった!」になりそうというか、ライブじゃなくてダイブが思い出になっちゃわないかなとか。ちょっと上手いこと言ってしまった。

 

音楽を楽しむうえでダイブがあるならいいんですが、ダイブを楽しむうえで音楽があるなら、ちょっとそれは違うんじゃない?と。

 

ただ、人の楽しみ方はそれぞれなので何とも言えない部分はあるんですが、楽しみかたの方向が違うよねってことで。

 

バンド側から「もっとやれんだろぉ!!かかってこいよ!!」と煽られる事もありますよね。あれで「うおーー!!!」となるのは衝動的なダイブじゃないですか。あれはいいんですよ。あとは感極まって思わずダイブしてしまうとかね。いや、厳密には良くはないんですけど。危険なので。

 

でも「この曲ではみんなダイブしてるから俺もしよ!」とか、「今回のライブで絶対に初ダイブ成功させる!」みたいな、長いものに巻かれたり、ただダイブ目的で来るのって、それって…?好きなのはバンドや曲じゃなくて、突き詰めたら「ダイブをする自分」にならない?と思ったり。

 

細美さんは「(モッシュやダイブをしてる)お前たちが怪我をするのはいいよ。そんなこと知ったこっちゃないもん。でも他の人怪我させちゃダメだよ。お前たちはそれを一生引きずってしまう。」といった旨のお話をされていて、これは別にモノアイズに限らずどのバンドのライブ、ファンでもきっと同じで。

 

私の願望が入ってるのであれですが、「これ細美さん、遠回しにダイブやめてねって言ってね?」と思ったり。

 

だって、ダイブをしてしまうことによってダイブによる怪我の確率は0ではなくなるわけで。

どのタイミングで、どういう状況で、人に怪我をさせてしまうかなんて分からないじゃないですか。

「俺は100パー大丈夫」なーんていう謎の自信こそ100パー不安じゃないですか。

 

ダイブって本当に危険なんですよね。

ダイブした人が落ちて尻もちついたら一生車椅子とか、下敷きになった子が最悪亡くなったりとか。

モッシュやサークルは、自分の意志で避けることができるので、それこそ「自分は怪我してもいいけど人を傷つけるなよ」がまかり通るんですけど、ダイブは自分の意志では避けようがないというか、後ろを選ばざるを得なくなるんですよね。で、そうなると私が前に言った「遠慮なんかするな!」が通らなくなるっていう。

おかしいでしょ、こっちも同じお金払って大好きなバンドのライブ見に来てるのに、ダイバーのせいで後ろで見なきゃいけないなんて。

元々後ろで見るタイプの人なら良いですが、せっかくなら近くで見たいじゃないですか。それを…ねえ。

 

分かるよ、分かる。気持ちは分かるんですよ。私も『My Instant  Song』で、リフトされてそのまま流れられたらどれだけ気持ちいいだろうかって思うもん。分かるんですよ本当に。でも危険だし、そもそも禁止されてるんですよ。

 

だって、会場内では写真撮影禁止ってアナウンスされてる側で自撮りしてる人みるとムカつきませんか?禁止されてることをするって言うのはそれと変わらないんですよ。

 

てことで、やっぱりダイブは、する人にも支える人にもかなりの危険性を伴うので、出来れば全面禁止にしてほしいですね。

だって本当に、楽しくないよそんなの。

 

で、ダイブの話をすると関西人とは切っても切り離せられないのが『カミコベ』で。

 

カミコベ2018は、今まで以上にモッシュ・ダイブ本当にダメ!!許さん!!即刻退場やからガチで!!っていう雰囲気だったんですけど、どうやら出てしまったみたいですごく残念です。

 

まず、カミコベが開催されている理由はなんでしょうか。

2005年から毎年1回行われてきた「GOING KOBE(ごーいんぐこうべ)」を2010年に改名しスタートしたチャリティー音楽イベントである[2]。阪神・淡路大震災の復興支援に対する、被災地からの恩返しとして意味づけられている。


阪神淡路大震災を風化させない為にあるイベントなんです。

私は震災が起こった時はまだ0歳でした。私の同級生の子の誕生日は、震災が起こったまさにその日でした。つまり同年代なんですよ。だからより思うところがある。

 

被災地からの恩返しとして開催しているイベントで、怪我なんて。意味わかんないじゃないですか。本末転倒というか。

だからどこのフェスよりも大声で「モッシュ・ダイブなどの危険行為は禁止!」と叫んでいるのに、する人はいるし「つまんなw」とか言う人いるし。

 

悔しさしかない。

 

来年、開催されるかは色々な観点から分からないけれど、本当に0になってほしいと心から思います。

 

たしかに『今』を大事にしてと細美さんは言っていたけれど、自分の『今』を大事にするあまりに他の人の『今』を台無しにしたり、未来の自分の『今』に制限かけてしまったらどうしようもないじゃないですか。

 

ライブで時間を共有してる瞬間っていうのは当たり前ではなく特別で、いつもではなくその時だけで、だからこそ価値があると思うんですよね。

 

だからダイブで今を台無しにしたり、バンドみらずに、感情が乗せられたCD音源とはまた違う歌を聴かずに、ただ流される自分にどやるのは、非常にもったいないなと。もはやオナニーやん。

 

あと、これが本筋(?)の、ライブは特別だから行ってほしいっていう願い。

 

「行かないのは簡単だよ」

そうなんです、行かないのは簡単です。(これはこの場面ではなくて、TOTALFATが前日インドネシアだったのに対バン来てくれてあいつらバカで最高だよなっていう流れの時の話ですが。)

 

以前の記事でも、行けないと行かないは似ていて違う。というのを書きましたが、そういうことなんです。 

ankomochi0419.hatenablog.com

 

行けないのは仕方ない、でも行かないのは後悔します。

「あの時申し込んでいれば、あの日に行っていたら」

どうしようもないタラレバがずっと付いてきます。

 

過去は取り戻せないし、未来にも行けません。もしかしたら何百年後の未来では、タイムマシンが発明されているかもしれませんが、今生きている私たちの人生には関係ありません。

 

 

この瞬間は今しかありません、決して戻らないんです。

 

でも、必ずあったものは残ります。

それは物だけじゃなく、感情も同じです。

 

あの時感じた思い、感動、興奮。

それら全てには、何にも代えられない価値があります。

 

人はそれを「思い出」と呼びますね。

 

思い出、作りませんか?

 

チケット、当たるかは分からない。そこはもうイープラスのシステムに聞くしかないんですけど。

 

興味があるなら申し込んで欲しいと思います。

好きの期間は関係なくて、好きになったらライブに行こうとしてほしいです。

エルレに限らずね。

 

だって死ぬかもしれないんですよ、次いつライブ見れるかなんて、誰も分からないじゃないですか。知ってる人がいるなら教えてくださいよ。

 

だったら、好きなバンドの、アーティストのライブに行って、少しでも思い出作った方が良くない?人生。

悔い残したくないやんこの世に。

 

どうせ悔い残しても跡形もなく消えちゃうんやからさ。

 

 

「バンドマンは今を生きる方法しか知らないバカばっかだけど、実は頭良いんだよ。その方法を知ってるから。前日インドネシアなら断ることも出来るじゃん。でもしないんだよ。次いつ出来るか分からないから。今しか知らないんだ。バカなんだ。だからバンドって最高なんだ。」

 

だからライブって最高なんだ!